日経平均3万円乗せ 今後の動き
2021/02/18
日経平均3万円乗せ 今後の動き
18日の日経平均は30236円36銭56円10銭安と昨日に続き続落し2日間で約230円程度の下落となった。騰落レシオは103.72と過熱感は少しずつ緩和されつつあるが2月に入っての急騰を考えると当然の調整だといえます。今回3万円の心理的な節目に対して抵抗なくすんなり抜けており、いったん割ることも考えられますが当面5日移動平均線の29985円処、それを割り込んだとしても28854円処の25日移動平均線処が目途として考えられるところであります。本日も56円しか下落してないですがファーストリテイリングだけで本日約169円上昇に寄与しており、それがなければ約220円位日経が下落していることになりここ数日特に数銘柄で日経を支えている傾向がでています。
中期的に見れば余程予期せぬブラックスワン(マーケット(市場)において、事前にほとんど予測できず、起きた時の衝撃(混乱)があまりに大きい事象のことをいいます)が出現しない限り、相場のトレンドは変わってないと想定しています。まだ早いですが、3月期末は3月決算の銘柄の配当取りの話題がでてくると考えられます。日経が上昇したため利回りは低下しているものの、まだ高配当といわれる銘柄は多くあり注目されるところです。