最新トレンド＆トピックス（22）アクティブETFの時代が始まる？！

もうすぐ日本の市場にもアクティブETFが登場します!

 

ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、一般の投資信託とは異なり、証券取引所（Exchange）で取引（Trade）される投資信託（Fund）を意味しています。

 

これまで日本では、もっぱら指数連動型、いわゆるインデックス型の比較的安定的なETFしか認められていませんでしたが、東京証券取引所は８月21日にアクティブETF６本の上場を承認し、9月7日にめでたく初上場の運びとなりました。

 

アクティブETFは、これまでのインデックス型ETFとは異なり、安定性よりも、収益性、成長性、投資家の目的適合性を重視した金融商品であり、手数料は高めで、インデックス型のETFに比べてハイリスクな面もありますが、個人投資家の多様化するニーズに応える面もあるので、今後注目を浴びそうです。

 

東京証券取引所は、来年、新NISAが始まるのを前に、アクティブ型を導入することで、ETFの高度化や多様化を図り、個人投資家層の拡充につなげたいと考えているようです。


海外では、米テスラなど成長株に集中投資していることで知られるアーク・イノベーションETFをはじめ、数多くのアクティブETFが取引されており、このアクティブETFの普及がかなり進んでいます。

 

あるETFの調査会社によると、世界のアクティブETFへの投資額は今年７月末時点で９１兆６８８０億円となり、年初から３割近い伸びを示しているとのことです。

 

今後日本でも、来年にかけて人気が沸騰するかもしれませんね。

 

by Tetsuya