ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(26)米住宅関連指標の重要性

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ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(26)米住宅関連指標の重要性

2023/09/12

世界経済を左右する米住宅関連指標

 

特にサブプライム問題以降、米国の住宅関連指標の動向が注目されるようになりました。

 


米国の住宅関連指標には、「住宅着工件数」「新築住宅販売件数」「中古住宅販売件数」などがあります。

一般に、住宅を購入すると家具や家電などの耐久消費財も新しくそろえる傾向があるため、住宅市場の動向は、個人消費にも少なからず影響します。
そのため、米国の住宅市場の動向は、相場の予測において非常に重視されています。

 


住宅指標の中でも、特に次にあげるものが市場で注目されます。

 

①  住宅着工件数

住宅着工件数は、該当月に着工した住宅件数を示したものです。米商務省が毎月第3週に発表します。上昇すれば、住宅投資が活発化していることになります。家具や家電製品などの耐久財の購買の増加につながるため、景気動向と密接な関連性があるとされています。

 

② 住宅建設許可件数
住宅建設許可件数は、地方自治体が建設を許可した建築物件の数です。
基本的に、許可された物件はよほどの事情がない限り着工されるため、住宅着工件数の先行指標とされています。さらに天候等の影響がほとんどなく、住宅着工件数に比べて統計誤差が小さいです。
 

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