許桐の相場分析 9月29日
2023/09/29
中期の下落トレンドの目標
今週、日経225の各反発は、33,400円からの総下落幅の33%未満であるため、中期の下降トレンドにまだあります。一方、日本円の持続的な円安は、日本の金融市場に大きな圧力をかけています。全体的には、株式市場、債券市場、為替市場が一時的に同時に下落している状況です。この状態は、日本銀行の外国為替市場への介入が行われるまで続く可能性があります。
日経225のローソク足チャートから見ると、中期の下降トレンドの底はおそらく31,240円付近になるでしょう。そして、最近の下降は、日本銀行の外国為替市場への介入の結果かもしれません。現在の位置で買いポジションを持つリスクはまだ高すぎます。来週、33%以上の反発が現れた場合、下降トレンドが早期に終了する兆候かもしれません。