日経225先物トレーダーから見る、くりっく株365の日経225のメッリトデメリット纏め

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日経225先物トレーダーから見る、くりっく株365を使うメリット・デメリット纏め

2024/05/10

日経225ミニ(先物)と、くりっく株365の日経225の違いは?

日経平均を取引するには、いくつかの金融派生商品を中心に取引ができます。一番取引金額や商いが多いのが「日経225ミニ」に代表される先物取引です。個別株中心に取引するトレーダーは、日経平均のETF「1570 日経レバ」や、日経平均が下がれば指数が上がる日経平均株価指数連動の「ベア型」ETFを取引で代替することもできますね。

また、各証券会社のCFD,取引所CFD(くりっく株365)等、選択肢が多く存在します。

当記事では、日経225先物、日経225miniトレーダーから見る、くりっく株365の日経225のメリット・デメリットを纏めました。

 

「日経225mini」と「くりっく株365」の違い

日経225miniと最も酷似しているものは「くりっく株365」または同様のCFDになると思います。「くりっく株365」は所謂CFD( Contract for Difference )で、先物同様、証拠金での差金決済取引で、レバレッジを掛けて取引が可能です。

「日経225mini」と「くりっく株365」の違いは、くりっく株365を提供する東京金融取引所(TFX)のサイトにも比較表があります。

※2024年4月24日 https://www.clickkabu365.jp より転載

 

この情報には、投資家にとって重要な「必要証拠金」「手数料」「税金」といった比較対象として重要な情報がまだ掲載されていません。それらの情報を追加して、表を更新しました。

 

 

「スプレッド」「取引手数料」「税金」「必要証拠金」を新規に追加しました。それぞれの項目と、それ以外のポインtについて解説していきます。

 

『スプレッド』

 くりっく株365の取引成立方法は「完全マーケットメイク方式」を採用しており、マーケットメーカー(業者)が売り(Ask)と買い(Bid)の値段(気配値)を提示し、市場参加者との取引を成立させる仕組みです。FXの取引経験がある人は、なじみがあると思います。マーケットメイク方式は売り(Ask)と買い(Bid)にスプレッドと呼ばれる差額(日経225の場合概ね4~6円程度)があります。

 

個別株や日経225mini(先物)のように、売り板、買い板の他の市場参加者のオーダーに対し、「価格優先」「時間優先」で取引が成立する「オークション方式」とは異なります。

くりっく株365の「完全マーケットメイク方式」と先物の「オークション方式」どちらが有利に取引できるか。というと、ほとんど差はありません。例えば同時刻に買い、即時に売りを成行で取引した場合を想定すると、先物では、売り板と買い板の差(5円値幅)が損失になります。一方、くりっく株365では『スプレッド』(4円~6円値幅程度)分の損失になります。


『取引手数料』

手数料は証券会社毎に異なりますが、証券のネット取引は成熟市場であり手数料も各社均衡しています。

くりっく株365の片道の手数料は概ね150円前後

日経225mini(先物)の手数料は50円前後です。

手数料だけの単純な比較では、日経225mini(先物)の方が取引コストが安いですね。

 

『税金』

くりっく株365も、日経225mini(先物)も、税金は申告分離課税、税率は20.315%(※2037年まで)です。

どちらで取引しても、税制面での差はありませんが、両方取引する場合は、メリットがあります。

それは、くりっく株365と日経225miniの損益を合算できることです。

また、「くりっく365」や国内業者のFX(為替証拠金取引)、日経225先物といった証券先物取引、商品先物取引等との損益を差し引き計算が可能です。

 

『必要証拠金』

2024年4月24日現在の必要証拠金で比較します。

くりっく株365の1枚当たりの必要証拠金は107,110 円

日経225mini(先物)の買方の必要証拠金は、203,876円

くりっく株365の方が約半分の証拠金で取引が可能です。日経平均が40,000円の場合、レバレッジは日経225miniは約19.6倍に対し、くりっく株365は約37.3倍になります。レバレッジを高く取引をしたい場合は、くりっく株365がお勧めです。

少額で取引したい場合は、先物に日経225マイクロ先物という金融商品があり、日経225miniの10分の1の証拠金、約2万円前後の証拠金で取引が可能です。

 

他に特筆すべき違いは以下の点です。

 

『取引時間』 

ほぼ同じ時間取引できますが、日経225先物から見て、くりっく株365のメリットとデメリットは次の通りです。

15分早い8:30から取引ができる。

15:15~16:30の間も取引ができる。

夏時間は午前5時に取引終了で、先物より1時間早く取引終了時間になる

 

『取引期間』 

CFDには先物のように取引期限が無い。というのは一般的ですが、くりっく株365には取引期限があります。

(最長15カ月)そのため、それ以上の長期で保有したい場合は、先物取引の方が長く保有できます。ただし、遠い期先の限月銘柄は、商いが非常に少ない点には注意してください。

まとめ

くりっく株365と日経225mini(先物)の違いがお判りいただけたでしょうか?大きな違いはないものの、細かな違いがありましたね。これらの違いを全て含めて纏めたものが次の表です。

 

日経225先物トレーダーがくりっく株365を使うメリットは主に以下の点です。

 

・先物では取引できない時間も取引できる

・先物以上にレバレッジをかけて取引できる

・強制ロスカットしてくれる

・税金面で損益通算できる

 

デメリットは

・手数料が総じて高い

 

ぐらいでしょうか!?

どちらかが絶対的に優れているわけではありませんので、双方活用して投資にお役立てください。

 

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