―日経平均レンジ相場だが... 今後の考察ー
2021/04/19
―日経平均レンジ相場だが... 今後の考察ー
本日の午前の動きは一気に売られ29520円まで下落。
その後は、イッテコイの動きとなり全戻しと、
難しい地合いですね。
さて、
今後の動きは非常に判断が難しい展開だと見ていますが、
先週末のデータでは、
日経平均:29683円
TOPIX:1960.87
VIX:16.66
日経平均VI:17.57
騰落レシオ(25日):110.63%
空売り比率:39.1
となっていました。
レートは下がっていないのに、
騰落レシオの数字は前引けの段階で、105.9%と前日比より下げて来ています。
日経平均、日足のチャートから
移動平均線の各種設定で見ると、
狭い範囲でのレンジとなってきています。
5日、25日移動平均線の行ったり来たり。
モメンタムは下げてきており、
ゼロラインの下で推移。
一目均衡表だと、
遅行線はローソク足の下に横にズレてくるのか否か、
先行スパン(雲)の上で推移、
転換線、基準線の位置、
MACDは、
ゼロラインの上で推移。
オプションの大口手口を見ても、
先週末の状況で、
30000円のコール売り(アムロ)、
30125円のコール売り、
29875円のコール買い、
29750円のコール買い、
29625円のコール買いなど、
30000円以上は上値重たいのか、判断しずらいポジショニングです。
プットに関しては、
29500円からはプットを多く売ってきている状態です。
ゴールドマンサックスなどは、
29500円のコール売り、
30500円のコール買いでヘッジ、
プットも、プット売り、プット買いと、
どっちかに偏ったポジショニングではないということ。
先週末、先物は、
個人、海外ともに「買い」優勢。
つまり、
今後は上放れ、下離れした方向に順張りでついていく。が良いかと。
それまでは、上げれば売り、下げれば買いのスキャルピングが良いかと考えます。
今のレンジをどっちに抜けてくるかが非常に重要と考えます。