速報 バブル後高値を更新した日経平均
2021/02/08
速報 バブル後高値を更新した日経平均
本日8日の東京株式市場は、米国の追加経済対策の進展期待が高まり、景気敏感株など幅広い銘柄が買われ、日経平均株価は1990年8月以来となる29000円台を回復、29388円50銭の609円31銭高と大幅高になった。
特に本日寄り付き直後、29000円を超えてからの動きは早く、あっという間に29400円前後まで前場に付けたこの動きは、空売りの買戻しを思わせるような踏み上げ的な動きを予感させるようものであった。特に引け後に決算発表を予定していたソフトバンクG(9984)が9485円と4.45%高と決算を先取りする形で大幅上昇となり、日経平均の上昇に約87円寄与する動きになった。引け後ソフトバンクGは決算を発表したが12月までの9か月で3兆551億、前期比の6.4倍の最高益を出し、引け後のPTS(夜間取引)では引け値より400円以上も高い9900円台で取引されている(18時54分現在)。日経の次の節目は心理的なラインとされる30000円ということになるが今月に入り日経平均は約1700円上昇しており、騰落レシオも過熱とされる120に近い119前後のところまで上昇した。中長期的に見れば相場は上昇トレンドにあるが、値動きは上下大きくなる可能性はあります。