ロールオーバーとは?日経225先物を長期間保有しよう!
2021/07/16
目次
1.ロールオーバーとは?
1-1.ロールオーバーには限月が関係している
1-2.限月とは何か?
1-3.SQ値とはなにか?
2.手法によってはロールオーバーは関係ない
2-1.デイトレード
2-2.スキャルピング
2-3.スイングトレード
2-4.中・長期投資
3.日経225ミニを有利にトレードしよう!
3-1.リアルタイムで取引を見ながら日経225ミニをトレード
3-2.日経225ミニのシグナルメール配信サービス
3-3.LINE@でお得な情報をGET!
1. ロールオーバーとは?
日経225先物でのロールオーバーはどのようなことを指すのでしょうか?
また、ロールオーバーしないための手法なども存在します。
これから日経225先物を取引するためにここで確認しておきましょう。
1-1. ロールオーバーには限月が関係している
ロールオーバーは先物の関連用語として「期近物*1 から期先物*2 へ乗り換えること」を意味しています。
日経225先物には取引期限が存在するので強制的にSQ値*3 で決済されてしまいます
そのようなことが起こらないように期近物から期先物へと乗り換えて取引を継続します。
例えば、6月限の先物を保有中の間にSQ日で強制的に決済がされる前に9月限の先物に乗り換えます。
こうすることで先物への投資を3ヶ月以上継続して行うことができるようになります。
*1 先物・オプションで取引できる限月のうち、最も近い限月のこと。略して「期近」ともいいます。
*2 先物・オプションで取引できる限月のうち、受渡期日が「期近物」より先になるもの。略して「期先」ともいいます。
*3 SQ値(特別清算指数・Special Quotation)とは、取引最終日(各限月の第2金曜日の前営業日)の翌営業日において、各指数の採用銘柄の始値に基づいて算出される特別な指数です。
1-2. 限月とは何か?
先ほどから出てきている「限月」や「SQ」などをもう少し詳しく掘り下げてみましょう。
限月とは、先物・オプション取引において商品を取引できる期間のことを言います。
日経225先物(ラージ)では3月,6月,9月,12月限の先物を取引することができます。
日経225mini(ミニ)では3月,6月,9月,12月の四半期に加えて、直近の3限月分の先物を取引することができます。
限月という仕組みがあるおかげで3ヶ月に一度先物価格がリセットされ、現在の水準に近い先物価格で新たにスタートされることになります。
1-3. SQ値とはなにか?
SQ値とは「特別清算指数」と呼ばれ、各限月の第2金曜日(祝日であれば前日)に各指数の採用銘柄の始値に基づいて算出される特別な指数です。
このSQ値で「期近物」の先物を強制的に決済します。
例えば、日経225先物(ラージ)の買い建玉を25,000円で1枚保有していたとします。
そのままSQ日に突入して、SQ値が25,500円に決まると25,000円で建てたポジションが強制的に25,500円で決済され手元には差金決済による利益の500,000円が残ります。
このように強制的に先物を決済するための値がSQ値です。
SQがあるので手法によってはロールオーバーを前提にしたポジションをとらなければなりません。
先物取引での中・長期投資は投資家の経験と戦略が非常に重要視されます。
2. 手法によってはロールオーバーは関係ない
ロールオーバーは長期間先物とお付き合いする投資家が行います。
なので、先物取引にはロールオーバーとは関係性のない手法も存在します。
実際に先物取引をする場合どのような手法を使えばいいのでしょうか?
ここでは日経225を取引するためのポピュラーな手法を紹介したいと思います。
2-1. デイトレード
デイトレードはポジションを取ったその日に売買を完結させる取引方法なのでロールオーバーすることはありません。
デイトレードの場合は、チャートやその日の強さなどを見た上で先物をデイトレードします。
デイトレードという手法であれば1日のうちに何回も取引を行うので資金効率がとても良いので、短期的に資産を増やしたいという方にはおすすめの手法になります。
先物のポジションを取った後にロスカット(損切り)をしてしまうと利益が少なくなります。
デイトレードでは危険を少しでも感じたらすぐにロスカットができるので損失が大きくなることはありません。
日経225先物で利益を出すためには損失を限りなく抑える必要があります。
その日限りでトレードを完結するデイトレードは、短い時間軸で損切りをしやすいことも大きなメリットです。
デイトレードはロールオーバーを気にせずに取引ができる手法なので、細かいことを考えずにトレードをしたい方にとってはおすすめの手法になります。
2-2. スキャルピング
スキャルピングもデイトレードと同様にロールオーバーすることがない手法です。
スキャルピングはデイトレードよりも短い時間軸で取引をして、小さい利益を積み上げる手法です。
1日以上ポジションを持つことがないのでロールオーバーとは無縁ということになります。
デイトレードは1日の中で数分・数時間ポジションを保有したのちに反対売買を行い利益を得る手法ですが、スキャルピングは「秒単位」で取引を終えます。
現時点での需給バランスを読み取り、どちらの方向へ価格が動くのかを瞬時に察知して薄利多売を繰り返します。
1回あたりの利益は極小ですが、小さな利益を積み上げて最終的に利益は大きくなります。
スキャルピングでは以下の項目を見ているトレーダーが多いと聞きます。
- 歩み値
- チャート
- 価格の板
歩値は一回の注文でどれくらいの枚数が売買されたのかを知るために使われます。
大量の枚数を一度に買われると、その瞬間は価格が上がることが多いのでその流れに乗るように瞬時に購入します。
そして数秒後に少し上の価格で売り抜けて利益を確定します。
板には投資家心理が表れており、板付きでその瞬間は価格が上がるのか下がるのかを判断しています。
どの価格帯に大きな注文が入っているかなどを確認し、先物価格の方向性を考えます。
このようにスキャルピングではロールオーバーのことを考えずに先物でトレードすることができるので日中相場を見続ける投資家が使う手法です。
2-3. スイングトレード
スイングトレードは少しロールオーバーを気にしておく必要がある手法です。
スイングトレードはデイトレードと違い数日間ポジションを保有して、最終的に反対売買を行い利益を確定する手法です。
デイトレードよりも時間軸が非常に長くなるので、価格の変動リスクも大きく損失も想像以上に広がる可能性もあります。
しかし、スイングトレードであれば大きな値幅を取れる可能性があるのでその分利益も出しやすい手法です。
デイトレードやスキャルピングのように、ポジションを取ったその日に取引を終えることがありません。
チャートの形状やファンダメンタル分析などを用いて、将来の価格帯を予測してポジションを取ります。
ポジションを取った後はイメージ通りの価格で推移していくかを監視して、間違いがあればその時々にポジションを見直します。
日経225先物でスイングトレードをする場合はSQ日を意識しなければなりません。
場合によってはロールオーバー前提でのポジションを取る必要もあるので、将来の相場を考えながら先物に向き合う手法です。
もし3ヶ月以上のポジションを取るのであればスイングトレードではなく中・長期投資としての見方もすることができます。
2-4. 中・長期投資
中・長期投資は手法の中でも1番ロールオーバーを意識しなければならない手法です。
中・長期投資はスイングトレードよりもさらに長い時間軸で行います。
先物取引ではSQ日が存在するので3ヶ月間以上の保有はできません。
それ以上の保有をSQ日を超えて継続するのであれば、期先物へと乗り換える必要があります。
中・期投資はロールオーバーする前提でのポジションを取る方が多いです、それよりも短い時間軸での取引であればスイングトレード寄りの投資になります。
保有期間中に許容範囲外の大きな変動が発生するとポジションを再度見直す必要がありますが、基本的にポジションを放置している投資家が多い手法です。
中・長期投資になるとチャートの設定は週足や月足などの長めの設定にして、ファンダメンタルにも気を使いながら海外の影響を考えてポジションを取る必要があります。
時間軸を長く持つ中・長期投資は日中相場を見ることができない方に向いています。
ロールオーバーをしなければならないタイミングだけ調整する必要が出てきますが、それ以外はほとんど何か手を加えるということはありません。
じっくりと腰を据えた投資ができるのが中・長期投資で味わえる魅力の一つということができます。
3. 日経225ミニを有利にトレードしよう!
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3-1. リアルタイムで取引を見ながら日経225ミニをトレード
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