ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(14)GDPギャップ

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ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(14)GDPギャップ

2023/08/24

GDPギャップって何?

GDPを見るときには、需給ギャップも併せてみておきましょう。需給ギャップとは、経済の供給の伸び率と現実の需要の伸び率との乖離(かいり)で、GDPギャップとも呼ばれます。

 

需要が供給を上回っている場合はインフレギャップ、反対に需要が供給を下回っている場合はデフレギャップと言います。インフレギャップのときは需給ギャップの値はプラスになりますが、デフレギャップのときはマイナスになります。

 

インフレギャップが大きいということは、供給力、すなわち人手も設備も不足している状態です。供給が旺盛な需要に追いついていない状態で、好況時にみられることが多いです。

 

一方、デフレギャップの幅が大きいということは、供給できる体制があるのにもかかわらず、需要が伸びていない状態です。失業者が多く、稼動率も低く抑えられていて、不況時にみられることが多いです。

 

したがって、需給ギャップをみると、現在の需要と供給の関係から、ある程度、景気動向がつかめます。

 

ちなみにデフレギャップが大きい状態では、供給に対して需要が伸びていないため、経済を立て直すには、政府が需要を拡大するために補正予算を積み増しするなどして財政支出を増やし、日銀も政策金利を上げるなどの金融引き締め策を取ることが多いです。

 

逆にインフレギャップが大きい状態では、政府は財政支出を削減し、中央銀行(日本では日銀)も政策金利を引き下げるなどの金融緩和策を取ることが多いです。

 

こうした政府・中央銀行の政策の規模やタイミング等における巧拙がその国の景気動向に多大な影響を与えることは言うまでもありません。

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