[Tips] その日の相場を予測する ーライブトレード225戦略シートの使い方ー

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[Tips] その日の相場を予測する ーライブトレード225戦略シートの使い方ー

2021/08/24

ライブトレード225戦略シートの使い方

1.戦略シート概要

戦略シートとは、ライブトレード225で日中、ナイトの寄付き前、
相場が始まる前の短期的な環境認識、及び当日のトレンド、レジサポの確認を行い、
日中デイトレードの戦略を立てることに活用いただくものです。

・マーケットプロファイル
・レジサポ表(レジスタンス、サポート表、サポレジとも)を纏めた表です。


2021/8/24の日中セッションですと、このような表になります。

■簡単な画像の説明■

(1)マーケットプロファイル(左側)
4営業日分、日中、及びナイトセッション別にマーケットプロフィアイルを表示しています
※日中は8:45~9:30がA時間
※ナイトの終値は「9」で表示。
  一般的なマーケットプロファイルのテクニカル分析として使います。

 

(2)レジサポ(右側)
・抵抗強度
 以下のカテゴリ項目、及びマーケットプロファイルの積み上げから、抵抗帯を数値化。

 日足の移動平均線、ピボット、ボリンジャーバンド等、テクニカル指標の数値。
前セッションの終値が「黄緑色」で表示され、その価格以上のレジスタンス、抵抗帯を「赤」、
その価格以下のサポート、抵抗帯を「青」にし、その色が濃いほど抵抗帯として強い、と考えます。

よって、
・色が濃い部分程、レジスタンス、サポートとして考える。
・色が薄い価格帯は、価格が動きやすい

ご自身が押し目買い、戻り売り、ここの抵抗帯をブレイクしたらブレイクエントリーやロスカット。の様に、エントリーや決済の目安にする使い方ができます。

 

では、本日日中の戦略シートを見て、
実際に戦略を立てていきます。

 

戦略を立てるにあたり、大事なことは、
「当日の相場のトレンド予測」
「上昇、下落の場合のターゲット価格の予測」

を行うことです。

 

この2つを予め予測することで、当日の値動きを予測し、
その予測通りに動く場合の売買戦略(指値や決済など)を計画することができます。

戦略シートの本日の値動き部分の拡大画像を使い、説明していきます。

 

2.売買戦略を練る

 

(1)寄付きがどの付近になるか。
前日ラージのナイト終値が27,620円、その近辺での寄付きを想定します。

 


(2)マーケットプロファイルからトレンドの確認

前日の日中、及びナイト共安値切り上げ、高値切り上げし、
ナイトの高値付近となるため、短期トレンドは「上昇トレンド」と判断できます。

ですので、基本的には、「押し目買い」や「ブレイク買い」を狙っていきます。

 


(3)「押し目買い」「ブレイク買い」をどこで仕掛けるかを計画する

では、「押し目買い」「ブレイク買い」をどのように仕掛けるかを計画するうえで、大事なことは

「他の市場参加者が何を見て相場の予測をしているかを予測し、どこで買おうとしているか。または売りを手仕舞いしようとしているか」を予測することです。

その理由は、「価格の形成は、市場参加者の売買の結果であるから」です。

もう少し砕いていいますと、例えば昨晩のナイトセッションの安値が27,440円です。27,440円が安値になった、ということは、そのセッション内で27,440円で売りたい市場参加者が少なく、
逆に買いたい市場参加者が多くなったことを意味します。

 

戦略シートを使った相場の予測は

 

市場参加者の売買戦略や心理を予測する

市場参加者がどこで売買を仕掛けようとしているのかを予測する。

市場参加者が何を見て相場の予測をしているかを予測する

 

という考えのもと、行うものになります。

 

ですので、価格やテクニカル指標、ニュース等、
「より多くの市場参加者」が注目している情報を精査し、
市場参加者の売買動向、戦略を予測することが、自身の売買戦略とり、より期待値の高い投資機会を得ることに繋がります。

 

相場は「敵を知り、己を知れば100戦危うからず」です。

 

話を戻しまして、具体的に「押し目買い」をする場合の「価格」はどうするかというと、

 

『「押し目買い」を計画している市場参加者が、どこで押し目買いをするか。』

 

を検討することです。

 

市場参加者が注目しているであろう価格等は、「戦略シート」で色が濃くなっていますので、27,530円付近は、押し目買いをする人が多いのでは?と予測を行い、

 

①27,530円付近で買指値、27,620円手前で決済待ち、27,500円を割ったらロスカット。

 

のように、売買戦略を立てることができます。本日は27,650円で寄付きましたので、上記のシナリオにはなりませんでしたが、27,650円で寄り付いた場合、27,630円~27,620円あたりから押し目買いをする戦略が立てられますね。

 

このように、戦略シートを使い、「トレンド」や、押し目買い、戻り売りポイントを予め計画するトレードが実現できます。

 

3.相場の振り返り、改善に

1日の取引が終了しましたら、
戦略シートでの振り返りを行うことをお勧めしています。

 

戦略シートと当日の値動きを比べ、どこかレジスタンス、サポートになったかをチェックすることにより、本日の戦略が自分の予測と合致したか、または違っていたのかを確認することで、トレードスキルの向上や新たな発見、また予測の改善に繋がります。

 

では、2021/8/24の戦略シートと、当日の値動きを重ねてみます。(画像は15分足を付け加えました)

 

8:45 寄付き27,640(ラージ) 前日の高値よりギャップアップのスタート。下押しは限定的で27,610円まで。27,620円付近がサポートとなりました。戦略シートでも、ナイト終値(27,620)として注目レートになっています。

 

9:00 現物寄付き後に、25MAの27,660円を上抜け、買いの勢いが強くなりました。

 

10:45 高値27,800到達。戦略シートでは一目均衡表基準線(27,795)のレートとして、色が濃くなっている→抵抗帯になる可能性が高い?とみることができるレートです。

 

15:15 終値27,740円で引け。今日の戦略シートではわかりにくいですが、この価格帯はSQ値も集中する、今年の定着しやすい価格で引けとなりました。

 

結果的には、終日買い勢力の強い展開となりました。

戦略シートを使えば、取引前に、「押し目買い」や「29620付近で買い」という戦略計画を立てることは可能だったのではないでしょうか?
 

じゃあ、ライブトレード225の参加者はどんなトレードをしていたの?という人に特別にお見せします。

当日のライブトレード225の参加者やMさんの書き込みがこちら。

 

27,630円付近で買い、27,700円~27,730付近で決済された参加者が多かったですね。

 

戦略シートだけでも短期的な相場の環境認識もできますし、別途、中長期の日足、週足等のチャートも併せてみることにより、落ち着いて、また戦略的にトレードに臨むことをお助けするツールとして、お使いいただければ幸いです。

 

 

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