サラリーマンにおすすめの日経225ミニを取引する手法とは?
2021/06/30
1. サラリーマンでも先物取引はできるのか?
日経225ミニ先物を投資の対象として考えている投資家は多いです。
それは様々なメリットがあるからですが、実はサラリーマンの先物投資家も増加しています。
サラリーマンでも取引ができる日経225ミニとはどのようなものなのでしょうか。
なぜサラリーマンにおすすめできるのかもあわせてお伝えしていきます。
1-1. 先物取引は投資対象が分かりやすい
日経225先物は東証1部に上場されている銘柄の中から日本経済新聞社が独自の基準で算出した225銘柄を組み込んで完成した指数です。
きちんとした基準で選択しているので優良銘柄が組み込まれており、投資家が自ら銘柄を選んで投資先を決める必要がありません。
個別銘柄を最初から選ぶとなると、業績やチャートまで全てをリサーチする必要があるので1つの銘柄を選ぶだけでも時間がかかります。
普段忙しいサラリーマンであればどうしても銘柄選びに時間がかかってしまうので、投資に向き合い続けるのが面倒になってしまいます。
日経225先物だと、銘柄選びをしなくてもいいので個別銘柄を調べる時間も必要ありません。投資対象が一つだけなので、効率的な投資活動を行うことができます。
2. 日経225ミニ先物はサラリーマンでも十分に取引することができる
日経225ミニ先物はサラリーマンでも取引して利益を出すことができます。
サラリーマンを続けながら先物取引の世界へ入ろうとしている方の参考になる内容になります。
この項目で確認しておきましょう。
2-1. 日経225ミニ先物は取引できる時間が長い
日経225ミニ先物はほぼ24時間取引することができます。
日経225ミニ先物を取引できる時間はとても長く、基本的に以下の時間帯で取引することができます。
- 日中:8時45分~15時15分
- 夜間:16時30分~翌朝5時25分
日本国内の株取引ができる時間帯は「9時00分~15時00分」なので先物取引ができる時間の長さが分かると思います。
サラリーマンであれば日中はお仕事で株取引を積極的に取引することはできません。
しかし、日経225ミニ先物だと夜間も取引ができるので仕事終わりのサラリーマンでも積極的に取引することができます。
先物の夜間取引は海外の影響を受けやすいので大きく先物価格が動く場合がありますが、それだけ夜中でも利益を上げていくチャンスがあるということです。
サラリーマンでも納得できる取引ができるのが日経225ミニ先物のメリットと言えます。
2-2. 日経225ミニ先物は取引方法が多様
日経225ミニ先物には取引方法が様々です。
サラリーマンであれば時間軸で手法を調整するのが主ですが、どのような手法がサラリーマンに向いているのでしょうか?
基本的な手法の解説を含めて、各手法の解説したいと思います。
▼デイトレード
デイトレードは建玉をその日に解消して1日で取引を完結させる手法です。
サラリーマンが日中デイトレードをするのであれば相場の方向性を見る必要があります。
サラリーマンは相場を見続けることができないので、チャートや相場状況を見て「デイスイング」のようなイメージを持つことが大切です。
日経225ミニ先物であれば1日のうちに同じ資金で何回も取引を行うことができるので資金効率も良く、短期間で資産を増加させることができます。
仕事の合間にデイトレードをするサラリーマンはリスク管理を徹底するようにしましょう。
見ていないうちに建玉の反対方向へと先物価格が動いている可能性があります。
逆指値*1という注文方法で損切りしたい価格に設定することにより、自動的に損切り注文が行われます。
ポジションを取った後に大きなロスカット(損切り)してしまうと利益が少なくなってしまいます。
デイトレードでは危険を感じた段階でロスカットをするので、損失を大きくすることはありません。
サラリーマンでもリスク管理がしやすいのでデイトレードは多くのトレーダーに人気の手法です。
*1 逆指値とは、通常の指値注文とは逆で、指定したトリガー条件より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売り」の注文が自動的に発注される注文方法です。
引用元:マネックス証券
▼スキャルピング
取引の手法にはスキャルピングという手法があります。
スキャルピングは「秒」単位で取引を繰り返して少ない利益を積み上げていく手法です。
瞬時にポイントを判断をして売買するので、日中の相場を見ることができないサラリーマンの方は不向きです。
サラリーマンの方がスキャルピングで利益を上げるには夜の時間帯がおすすめです。
アメリカの株式相場が開いている時間帯なら先物価格は動きます。
出来高も多いのでしっかりトレードすることができます。
スキャルピングは損失リスクを最大限に抑えた「究極のデイトレード」なのでリスクを取りにくいサラリーマンでも使いやすい手法です。
スキャルピングをする際にトレーダーが見ているのは以下の項目です。
- 歩み値
- チャート
- 価格の板
トレーダーは特別な指標などを見ていたりするイメージがあるかもしれませんが、実際はサラリーマンの方でも利用できるツールと情報だけでトレードをしています。
歩み値は一度の注文で、売買された枚数が分かる指標です。
大きな枚数が買われると、強いと判断されて順張りでポジションを取るトレーダーが多いです。
その後少し上の価格で売り抜けて利益を出します。
チャートでは先物の方向性を確認しています。
移動平均線も組み合わせて、先物の強弱を見定めます。
板には全ての投資家の心理が表れているので、板付きを見てこの瞬間に先物価格が上がるのか下がるのかを判断しています。
このように「チャート + 株価の板 + 歩み値」で需給の歪みを見つけて瞬時に取引し、利益を出すのがスキャルピングです。
▼スイングトレード
スイングトレードはサラリーマンにとって1番使いやすい手法です。
ポジションを数日間保有するスイングトレードは普段時間の余裕がないサラリーマンにおすすめです。
デイトレードよりも時間軸が長いので大きな利益も取れる確率が高くなる代わりに、損失も大きくなる可能性でがあります。
しかし、数日間に一度だけ売買を行うスイングトレードはサラリーマン向きです。
デイトレードのように1日で取引を終えないので、板や歩み値などを瞬時に判断してポジションを取るわけではりません。
家に帰ってから先物の分析を始めて、売買のタイミングを見計らって翌日にポジションを持つというように臨機応変に対応することができます。
スイングトレードでトレーダーが見ているのはチャートと相場状況です。
過去のチャートの形状やファンダメンタル分析などを行い、将来の先物価格を予測してポジションを取ります。
ポジションを取った後は想像通りの価格やチャートが形成されるかを監視しておきます。
もし想定外の方向へ価格が動くのであれば建玉の枚数なども調整していきます。
これらポジションの調整は日中ではなくても、夜間などどの時間帯でもできるのでサラリーマンでも時間を見つけて先物取引を行うことができます。
これがスイングトレードのメリットです。
▼中・長期投資
仕事終わりも忙しいサラリーマンには中・長期投資がおすすめです。
スイングトレードは数日から1ヶ月程度の保有期間ですが、中・長期投資は数ヶ月保有する手法です。
先物の場合SQ日*2 があるので3ヶ月以上の保有はできませんが、スイングトレードよりも長い時間軸で行われるので、実際に売買するのは数ヶ月に1回程度になります。
もちろん保有期間中に大きな変動があればポジションを見直す必要がありますが、基本的には放置している投資家が多い手法です。
中・長期投資になるとチャートは週足や月足の長めの足に設定して、ファンダメンタルも海外指標の発表などの影響を考えてポジションを取る必要があります。
*2 SQ(特別清算指数・Special Quotation)とは、取引最終日(各限月の第2金曜日の前営業日)の翌営業日において、各指数の採用銘柄の始値に基づいて算出される特別な指数です。
引用元:マネックス証券
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