SQとは?日経225先物の長期保有には注意しよう

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【ライブトレード225スクール】SQとは?日経225先物の長期保有には注意しよう

2022/02/10

1. SQとはなにか?

SQは日経225先物をする上で非常に重要な概念となります。

基本的な内容になるので、日経225先物を取引する前にしっかりと確認しておきましょう。

1-1. SQは先物取引を一区切りつけるために行われる

SQ(Special Quotation)とは特別清算指数と呼ばれています。

日経225先物やTOPIX先物などの株価指数先物取引や、オプション取引などを決済期日で決済するための清算価格のことです。

3,6,9,12月の株価指数先物とオプション取引のSQをメジャーSQと呼びます。

後にも出てきますが、このSQ日にはどのような相場になるのかが誰にも分かりません。

日経225先物が新たな価格で始まるということに対して、全ての市場関係者や投資家が注目しています。

1-2. 先物取引には限月が存在する

限月とは、先物・オプション取引において商品を取引できる期間のことを言います。

日経225先物(ラージ)では3月,6月,9月,12月限の先物を取引することができます。

日経225mini(ミニ)では3月,6月,9月,12月の四半期に加えて、直近の3限月分の先物を取引することができます。

限月という仕組みがあるので3ヶ月に一度先物価格がリセットされ、現在の水準に近い先物価格で新たな限月の先物取引がスタートされるということになります。

1-3. 先物がSQで強制決済されるときの値とは?

SQ値で「期近物」の先物を強制的に決済します。

例えば、日経225先物(ラージ)の買い建玉を25,000円で1枚保有していたとします。

そのままSQ日になり、SQ値が25,500円に決まると25,000円で建てたポジションが強制的に25,500円で決済され手元には差金決済による利益の500,000円が残ります。

このような流れで保有している玉(ぎょく)が強制的に決済されます。

買い建玉の保有中にSQ値が保有価格を下回ってしまうと、強制的に決済されるので損失が発生してしまいます。

先物を保有する場合はSQ日がいつなのかをきちんと把握してからポジションを持つようにしましょう。

1-4. SQを超えるためにはロールオーバーが必要

先ほどお伝えした通り、日経225先物には取引期限(限月)が存在するので強制的にSQ値で決済されてしまいます。

もし継続して先物を保有し続けるのであればロールオーバーをしなければなりません。

ロールオーバーは先物の関連用語として「期近物*1 から期先物*2 へ乗り換えること」を意味しています。

そのようなことが起こらないように期近物から期先物へと乗り換えて取引を継続します。

例えば、6月限の先物を保有中の間にSQ日で強制的に決済がされる前に9月限の先物に乗り換えます。

こうすることで先物への投資を3ヶ月以上継続して行うことができるようになります。

*1 先物・オプションで取引できる限月のうち、最も近い限月のこと。略して「期近」ともいいます。

*2 先物・オプションで取引できる限月のうち、受渡期日が「期近物」より先になるもの。略して「期先」ともいいます。

2. CFDだとSQを気にせず先物を取引できる?

指数へ投資できるのは日経225先物だけではありません。

日経225CFDという商品でも指数の取引が可能です。

SQと日経225CFDがどのような関係にあるのかを見ていきましょう。

2-1.日経225CFDとは?

日経225CFDは日経225先物と同じく日経平均株価を対象としていますが、先物取引ではなくCFD取引になります。

CFDとは「Contract For Difference」の略称で日本語では「差金決済取引」と呼びます。

差金決済は、取引が行われるときに決済時の差額のみをやり取りする方法です。

要領は証拠金取引と同じなので、入金額を担保にしてレバレッジ取引もできるような仕組みです。

2-2. 日経225CFDであれば長期間保有ができる

日経225CFDは日経225先物とは違い、取引期間が決まっていません。

ですのでSQ日に強制決済されることがありません。

日経225先物だと主に3ヶ月に1回強制的に決済されるタイミングが来ますが、日経225CFDだとそのようなことはないので、長期間先物を保有したいと考えている方は日経225CFDでの取引がおすすめです。

長期投資ではSQ日に強制決済されてしまう日経225先物は向いていません。

そのような場合は日経225CFDを取引するようにしましょう。

SQ日を気にするのであれば日経225先物では中期でのトレード、日経225CFDでは長期間保有する目的で取引するなど組み合わせれば投資家のスタイルに合わせた投資も可能です。

 

3. SQを気にしない取引手法とは?

ここまでSQに関しての内容をお伝えしてきました。

先物を実際に取引するにおいてSQを気にせずに取引する方法は存在するのでしょうか?

自身に合った手法を確認しておきましょう。

3-1. デイトレード

デイトレードはポジションを取ったその日に売買を完結させる取引方法なのでSQ日を跨ぐことはありません。

ですので、強制決済される心配がなく先物を取引することができます。

デイトレードという手法であれば1日のうちに何回も取引を行うので資金効率がとても良いので、特に短期的に資産を増やしたいという方にはおすすめの手法になります。

デイトレードでは少しでも危険を感じたらすぐにロスカットができるので損失が大きくなることはありません。

日経225先物で利益を出すためには損失を限りなく抑える必要があります。

その日限りでトレードを完結するデイトレードは、短い時間軸で損切りをしやすいことも大きなメリットです。

SQのことを気にせずに取引ができる手法なので、その日だけ動きを気にしていれば充分に利益を出すことができる手法です。

3-2. スキャルピング

スキャルピングもデイトレードと同様にSQを気にせず取引できる手法です。 

スキャルピングはデイトレードよりも短い時間軸で売買を完結し、小さい利益を積み上げる手法です。

デイトレードは1日の中で数分・数時間ポジションを保有したのちに反対売買を行い利益を得る手法ですが、スキャルピングは「秒単位」で取引を終えます。

1回あたりの利益は極小ですが、小さな利益を積み上げて最終的に利益は大きくなります。

スキャルピングでは以下の項目を見ているトレーダーが多いと聞きます。

 

  • 歩み値
  • チャート
  • 価格の板

 
歩値は一回の注文でどれくらいの枚数が売買されたのかを知るために使われます。

大量の枚数を一度に買われると、その瞬間は価格が上がることが多いのでその流れに乗るように瞬時に購入します。

そして数秒後に少し上の価格で売り抜けて利益を確定します。

板には投資家心理が表れており、板付きでその瞬間は価格が上がるのか下がるのかを判断しています。

このようにスキャルピングではSQとは全く関係のない取引が可能です。

日中に相場を見れて、取引を積極的に行うことができる投資家におすすめの手法です。

3-3. スイングトレード

スイングトレードは少しだけSQを気にしなければなりません。

スイングトレードはデイトレードと違い、数日間ポジションを保有して最後に反対売買を行い利益を確定する手法です。

スイングトレードは時間軸が長いのでSQを頭に入れたまま取引をしなければなりません。

スイングトレードではチャートの形状やファンダメンタル分析などを用いて、将来の価格を予測してポジションを取ります。

ポジションを取った後はイメージ通りの価格で推移していくかを監視して、間違いがあればその時々にポジションを見直します。

日経225先物でスイングトレードをする場合はSQ日を意識しなければなりません。

SQ日を跨ぐ前提でのポジションを取ることもできるので、その場合はロールオーバーする全体で将来の相場を考えでおきましょう。

4. 日経225ミニを有利にトレードしよう!

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≪キャンペーン概要≫

 実施日:2022年2月1日(火)16:30~2022年2月28日(月)15:15まで

※定員になり次第締め切らせていただきます

※申込期限:2022年2月25日(金)15:15分まで

※お申込み完了後、ライブトレード225スクールへの参加方法の案内がメールで届きます。
メールは迷惑メールに入る場合もございますので、30分経っても届かない場合は、迷惑メールを確認ください。

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