一から解説！投資のイロハ！

ずばり、あなたの貯金が増えない理由は、支出＝収入になっているからです。

「当たり前の事じゃないか」と言われるかもしれません。

仰る通りです。

この支出＝収入の状況にある人のことを「ラットレース状態」ともいいます。

ではこの「支出＝収入」から「支出＜収入」になるにはどうしたらいいのでしょうか。

まず一つ目が、支出を減らす、つまり節約することです。

しかし、毎月家賃や食費はかかりますし、無駄遣いを減らしても限界があるでしょう。

次に考えるのは、収入を増やすことです。

しかし、これもすぐには増えません。

いくら仕事を頑張っても、短期間で昇進・昇給が出来る人は限られているでしょう。

そこで、皆さんが検討すべきことが「給与収入＋不労収入」、つまり投資でお金を増やすことです。

「日本は低金利時代だから銀行預金はあかんね。」

バブル景気崩壊後の1990年代半ばから約25年もの長期にわたり、金利が低水準で推移しています。

90年代の銀行の預金金利は今では考えられない６％と高水準で、10年で2倍もの資産になり得たのです。

投資の世界で、株の売買で年利５％を超えるのは難しいと言われています。

これが銀行に預金しているだけのほぼノーリスクで、このようなハイリターンを手に入れられた時代がうらやましいですよね。

現在は多くの預金金利は0.01%だと思いますが、この場合、100万円を1年間預けていても得られる金利はわずか100円です。

ここからさらに所得税などを差し引かれると実質的な金利はもっと低くなります。

それでも多くの方がそれでもリスクのある投資よりかは、、と銀行に預けたままにしているのです。

また、実は銀行預金にもリスクがあるのをご存知でしょうか。

これには日本銀行が不景気を解消するために行っている金融緩和政策が関係しています。コロナ禍において、日銀が大規模追加緩和したというニュースを耳にしたかもしれません。

金融緩和政策とは日本銀行が金利を下げたり資金を供給することによって民間の銀行を経由して企業や個人がお金を借りやすい状況をつくり、経済活動を活発にする施策です。この日銀によるインフレ政策は、資金の実質的な「目減り」になっている可能性があります。日銀の資金供給量が増えると、その分同じ額面の「100万円」でも実質的な価値が下がるということです。

また、日本円の世界における通貨流通量は約1割と言われています。

もし日本経済が悪化し、日本円の価値が下がり続けるとしたら、他の通貨にリスクを分散しておくべきだと思いませんか？

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