酒田五法①
2022/02/22
トレードマスターラボの青木です
今回は何回かのブログに分けて酒田五法について解説していきます☺
初めて聞いたよ!という方も少しずつお伝えしていきますので一緒に学んで行きましょう
酒田五法
出羽国(現在の山形県酒田市周辺)出身の江戸時代の相場師本間宗久によって考案されたローソク足の並びを基本としたテクニカル分析のひとつとされています。
また、五法とは、ローソク足の組み合わせによって売り場、買い場を読む五つの法則のことを指します。
・三山(さんざん)
・三川(さんせん)
・三空(さんくう)
・三兵(さんぺい)
・三法(さんぽう)
考案者とされる、本間宗久は相場師ではなかったのではないかという説もありますが、いずれにしても、相場分析の参考になることは確かです
なお、酒田罫線法は、その成り立ちが、江戸時代の米相場の分析であるということもあり、1日の値動きで作られる日足が分析対象となる旨申し添えておきます。
ただ、ある期間のローソク足で通用するルールは、他の期間でも通用することが少なくありません。
今回は酒田五法の中でも、最もメジャーと言っても良いかと思いますが、
「三山」を取り上げます。
上げ下げを3度くり返して3つの天井(山)を形成した状態を「三山」と呼び、相場の大天井を示すとされています。特に、真ん中の山が最も高い「三尊天井」が最も典型的なパターンとなります。
陽線が3本で「赤三兵」、陰線が3本で「黒三兵」となります。
まず、「赤三兵」は、高値安値を切り上げてじりじりと上げている状態で、下降相場の底値圏で出現した場合や
保ち合い相場で出現した場合は、上昇トレンドの初動となる可能性が高く、買いサインとされています。
一方、「黒三兵」の方は、「三羽烏」(さんばがらす)とも呼ばれますが、この逆で、上昇相場の天井圏で出現した場合や保ち合い相場で出現した場合は、下降トレンドの初動となる可能性が高く、売りサインとされています。
さて、合成足ですが・・・これは、画像を見るまでもなく、それぞれ陽線、陰線となる訳ですから、買いサイン、売りサインの後押しになることが分かります。
で、ここまで見てきたのは、あくまで基本の形で、実は、同様に、陽線や陰線が3本連続並ぶ形でも、それぞれのローソク足の形によって、いろいろなパターンがあります。
自分の得意なチャートパターンを持つことで
手法の鉄板パターン構築の後押しになります。
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次回の酒田五法②のブログでは、三兵と三兵のバリエーションを合わせてご紹介します✨
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