ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(7)キャッシュフロー計算書

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ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(7)キャッシュフロー計算書

2023/08/15

キャシュフロー計算書の意義と重要性

キャッシュフロー計算書(C/F)は、これまで述べてきた貸借対照表や損益計算書と並んで最も重要な財務諸表の一つです。キャッシュフローとは、いわゆるキャッシュ、つまり現金及び現金同等物(容易に換金可能な預金等)の流れ(フロー)のことです。そして、期首から期末にかけてのキャッシュの出入り(イン・フローとアウト・フロー)の状況や期末のキャッシュの残高を計算するための会計書類がキャッシュフロー計算書です。

会社を経営するに当たっては、キャッシュの流れを常に正しく把握しておくことが非常に重要です。いくら黒字の経営を続けていたとしても、支払期日までに必要なキャッシュが用意できないと、最悪の場合、倒産(黒字倒産)という憂き目にあうことも絶対にないとは言えません。

そのような事態に陥らないためには、経営者層が日頃からキャッシュの動きをしっかりと把握しておく必要があります。またキャッシュを合理的かつ効率的に活用できているか否かによっても経営の巧拙が判断されるものです。

ただし、貸借対照表や損益計算書では会社の財務状況や損益状況は把握できますが、キャッシュの動きは正確には把握できません。そこで必要となるのが、キャッシュの動きを正確に把握するための書類、すなわちキャッシュフロー計算書というわけです。

キャッシュフロー計算書は、キャッシュの増減が発生した要因によって、営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、財務活動によるキャッシュフローの3つに区分されます。

営業活動によるキャッシュフローとは、本業を通じて入ってくるキャッシュ及び出ていくキャシュの流れのことです。営業活動によるキャッシュフローは、基本的には多ければ多いほど良いと言えます。これがマイナスに陥っているなら、営業不振はもとより、在庫が滞留しているとか、売掛金の回収がうまく進んでいないといった事態が考えられるので、早急な対応が必要となります。

また後に述べる投資活動によるキャッシュフローや財務活動によるキャッシュフローがいくらプラスで全体のキャッシュフローもプラスになっていたとしても、営業活動によるキャッシュフローがマイナスであれば、本業での稼ぐ力に何らかの支障が生じている可能性があるので、要注意ということになります。

投資活動によるキャッシュフローとは、生産設備などの購入や売却による資金の出入りを意味しています。ちなみに投資活動によるキャッシュフローがマイナスになっていること自体は悪いことではありません。会社が本業に関する今後の好調を予測して設備投資に力を入れることが将来の儲けに繋がることも多いからです。

財務活動によるキャッシュフローとは、借入や投資家からの資金調達と、返済による資金の流出の状況を表しています。会社が何らかの形で資金調達をすればキャッシュフローはプラスになり、返済すればその分はマイナスとなります。

当然のことですが、この3つのキャッシュフローを合わせたキャッシュの残高は、貸借対照表のそれと一致しなければなりません。

 

 

 

 

 

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