本日公表された2023年4-6月期の日本のGDP(国内総生産)成長率は、前期比年率で+6%と市場予想(前期比年率+3.1)を大きく上回りました。インバウンドや輸出が堅調だったことが大きく寄与したと言われています。
その反面、GDPの6割近くを占める個人消費は、前期比年率2%を超えるマイナスとなりました。実質賃金の低下や物価上昇が水を差した格好です。今回のGDPの伸びは、やはり円安に負うところが大きいと言えそうです。本格的なGDPの成長は外需だけではなく、力強い内需の拡大が重要との指摘も出ています。
By Tetsuya