ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(22)景気動向指数には3種類ある

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ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(22)景気動向指数には3種類ある

2023/09/05

景気動向指数には3種類ある

景気動向指数は大きく分けて3種類有ります。

具体的には、先行指数、一致指数、遅行指数の3つです。

 

それぞれの意味は、以下の通りです。

 


(1)先行指数


数ヵ月先の景気を示唆しています。一致指数に先行して動くため、景気の先行きを示すとされ、先行指数がよければ景気の見通しがよいと判断されます。

 

先行指数の具体例としては、新規求人数(学卒除く)、東証株価指数(前年同月比)、新設住宅着工床面積、実質機械受注(船舶・電力を除く民需)などがあります。

 


(2)一致指数


景気の現状を表す指標です。一致指数が3ヵ月以上50%を超えれば景気拡大局面とみなされ、下回れば景気後退局面とみなされます。

 

一致指数の具体例としては、有効求人倍率(学卒除く)、営業利益(全産業)、所定外労働時間指数(製造業)、鉱工業生産財出荷指数、商業販売額(小売業)などがあります。

 

 

(3)遅行指数

 

景気に遅れて動く指数。通例、一致指数から半年から一年ほど遅れるとされており、景気の事後検証などで使用されます。

 

遅行指数の具体例としては、消費者物価指数(生鮮食料品を除く)、完全失業率、法人税収入、家計消費支出(全国勤労世帯)、第3次産業活動指数などがあります。

 

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