ファンダメンタルズ&経済の基礎知識(32)アーム上場の日本株への影響

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最新トレンド&トピックス(32)アーム社上場の日本株への影響

2023/09/20

アーム上場の日本株への影響とは?

ご承知の通り、英半導体設計会社アーム社は、2023年9月14日に米ナスダック市場への上場を果しました。上場価格は1株あたり51ドルで時価総額は545億ドルを想定していましたが、取引終了時には650億ドル(約9兆6000億円)へと跳ね上がり、今年最大規模のIPOとなりました。

 

アーム社の上場は、半導体業界の再編が加速する可能性を示唆するものとして注目されています。アーム社は、スマートフォンやタブレット、サーバーなどの幅広い製品に採用されているCPUやGPUの設計を手がける世界最大の半導体設計会社で、その技術は、多くの製造企業にとって必要不可欠なものです。

 

アーム社の株価が上場後直ちに急騰したのは、アーム社の技術に対する高い評価と、半導体業界の再編への期待が反映されたものと考えられます。今後、アーム社は、半導体業界における競争力を高めるために、M&Aや新規事業の展開など、さまざまな戦略を展開していくことが予想されます。

 

アーム社の米ナスダック市場への上場は、日本株にも一定の影響を及ぼすものとみられます。アーム社は、ソフトバンクグループの傘下企業であり、ソフトバンクグループの業績に少なからず影響を与えます。

 

アーム社の業績が好調であれば、ソフトバンクグループの業績にも好影響を与えることが期待できるため、今後、日本株の相場の押し上げ要因の一つとなる可能性があるとみられています。

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